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ドネア、撤退示唆まさかの理由は運営側との音信不通「我々も実現させたい。だが…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するが、決勝の早期開催を求めるドネアは約1か月間、主催者側と音信不通という現状からファイナルからの撤退を検討している事実を明らかにした。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】
井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】

WBSS側と約1か月間連絡つかず「我々はコミュニケーションを図りたいんだ」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するが、決勝の早期開催を求めるドネアは約1か月間、主催者側と音信不通という現状からファイナルからの撤退を検討している事実を明らかにした。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 世界のボクシングファンが切望するモンスター対フィリピンの閃光というバンタム級頂上決戦。しかしメガマッチが消滅危機を迎えている。

「我々は(主催者側と)コミュニケーションを図りたいんだ。我々も実現させたい。だが、うまくいかなければ、先に進むまでだ。他の機会で実現させればいい」

 マニー・パッキャオ(フィリピン)対キース・サーマン(米国)の世界ウエルター級タイトルマッチが行われる米ラスベガスで、ドネアはこう語ったという。

 撤退を示唆したドネアだが、記事によると陣営はWBSS側と音信不通状態だと主張している。

「プロモーターは彼らと会談した。そして、彼らは返答すると言っていたんだ。しかし、してこない。最後に彼らと話したのが、妻の誕生日の6月21日だから、かなりの大事だよ。まったく何も聞いていない」

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