村田諒太「未来予想は無駄」 王者の赤捨て“初心”母校・東洋大の鉄紺カラーで再起
ボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)の再起戦まであと8日。7月12日、エディオンアリーナ大阪で行われる同級王者ロブ・ブラント(米国)との一戦へ、3日には都内の所属ジムでスパーリングを公開した。昨年10月に米ラスベガスで王座を奪われた村田は、トランクスの色を紺色に戻して王座に挑戦する。
「7・12」ブラント戦は、2試合ぶりに挑戦者カラーの青系統トランクス
ボクシングの前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)の再起戦まであと8日。7月12日、エディオンアリーナ大阪で行われる同級王者ロブ・ブラント(米国)との一戦へ、3日には都内の所属ジムでスパーリングを公開した。昨年10月に米ラスベガスで王座を奪われた村田は、トランクスの色を紺色に戻して王座に挑戦する。
昨年10月、中学時代から憧れたラスベガスのリングに王者として上がった。スポンサーの意向なども重なり、チャンピオンカラーとなる赤いトランクスで登場。しかし、結果は振るわず無念の王座陥落となった。
現役引退か悩んだ末、12月に再起を発表。ボクサー人生を懸けてリングに上がる今回は、トランクスの色を紺色にするようだ。2013年12月のプロ2戦目。今後も挑戦者の気持ちを持ち続けるという意味を込めて、シューズに使用した色である。アマチュア時代に汗を流した母校・東洋大も「鉄紺」と呼ばれるスクールカラーで有名だ。
プロでの試合のほとんどが、青を基調としたスタイルが多かった。17年10月にアッサン・エンダム(フランス)から王座を奪った時も、昨年4月にエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)を相手にミドル級日本人初の防衛成功を果たした時も、青系統の装いだった。“初心”に帰る今回は、これまでより濃い紺色になるという。