井上尚弥に共鳴する35歳ドネアの流儀「彼はKOできるファイター。しかし、私も同じだ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝で対峙する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は過去3戦で世界王者相手に圧巻KO劇を繰り広げるモンスターについて「自分も同じ流儀。一旦倒せば起き上がることはできない」とハードパンチャーとして共感を示している。英ボクシング専門メディア「iFL TV」が報じている。
決勝で激突する井上に言及「自分も同じ流儀。一旦倒せば起き上がることはできない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝で対峙する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は過去3戦で世界王者相手に圧巻KO劇を繰り広げるモンスターについて「自分も同じ流儀。一旦倒せば起き上がることはできない」とハードパンチャーとして共感を示している。英ボクシング専門メディア「iFL TV」が報じている。
ロドリゲス戦259秒KOをリングサイドから目の当たりにした「フィリピンの閃光」の異名を取るレジェンドは、ボクシング界屈指のパンチャーと評価される井上のパワーにも全く動じなかった。
「パワーを警戒しているのか? そこまで彼のパワーについては心配していないけど、彼も自分のパワーについては理解していると思う」と笑顔で語った。自身も準決勝のステフォン・ヤング(米国)に6回、左フック一発でKO勝ちを収めており、2階級上のフェザー級で世界王者に輝いたパンチ力には絶大な自信を持っているようだ。
「彼は相手をKOできるファイターだ。痛めつけることもできるし、仕留めることもできる。しかし、私も同じ流儀だ。一旦倒せば、(相手は)起き上がることはできない。もし、立ち上がってきたら仕留めるまでだよ」。キャリア45戦40勝で26KOを記録しているドネアはハードパンチャーとして井上に共鳴する思いを明かした。