井上尚弥と激突ドネアが“3連続2R未満KO劇”に豪語「私はあんな楽勝の相手じゃない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝で対峙する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は圧巻のKO劇を続けるモンスターに対して「彼にできることは私にもできる。自分はもっとうまくやれる」と断言。
井上戦へ王者の矜持を英メディアに明かす「彼ができることは自分もできる」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝で対峙する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は圧巻のKO劇を続けるモンスターに対して「彼にできることは私にもできる。自分はもっとうまくやれる」と断言。「私は楽勝の相手ではない。安っぽいファイターじゃないんだ」とレジェンドの矜持を示している。英ボクシング専門メディア「iFL TV」が報じている。
モンスターとバンタム級最強決定戦で対峙することになったドネア。SSEハイドロのリングサイドで井上の259秒の圧勝劇を目撃したが、ロドリゲス陣営に重大な敗因があったと分析している。
「良い試合になると予想していた。だが、私が思うにロドリゲスは正しいゲームプランを準備していなかった。彼のサイズ、リーチ、スピード、才能を生かすプランだ。だから、あんなことが起きてしまったんだ。彼はパワーに圧倒されてしまった。私なら、あれはしないよ。ハハハ」
笑みを浮かべながら、こう語ったドネア。身長、リーチという体格面でロドリゲスは優位性を持っていたが、リング中央で真正面から打ち合う戦略を選んだ。正々堂々と挑んだ結果が、2ラウンドの3度のダウンだった。