井上尚弥ファンが英国に増殖中!? 重量級伝説的V13王者も大興奮「この男は主役だよ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。スコットランド・グラスゴーで鮮やかな欧州デビューを飾ったモンスターに対し、英国の誇るクルーザー級の世界タイトル最長記録保持者が「あの男は暗殺者だ!」と大興奮している。
クルーザー級歴代最長13度防衛のネルソン氏も大興奮
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下した。スコットランド・グラスゴーで鮮やかな欧州デビューを飾ったモンスターに対し、英国の誇るクルーザー級の世界タイトル最長記録保持者が「あの男は暗殺者だ!」と大興奮している。
現地英国で生中継した衛星放送局「スカイスポーツ」。同局の公式ポッドキャスト「リングサイド Toe2Toe」最新版では井上の259秒に改めて注目している。
同局で解説者を務める元WBOクルーザー級世界王者ジョニー・ネルソン氏も登場。6年間に渡り、13度防衛した名王者は試合を振り返り、「ロドリゲスが接近戦を仕掛けた。自分も嬉しくてね。ロドリゲスは名勝負を求めている。これはいい試合になると思ったんだ」とまくし立てた。
ロドリゲスはリングの中央に陣取り、ハードパンチャー相手に一歩も引かない姿勢を見せた。だが、結末はレジェンドの予想の上をいったようだ。「その後、イノウエときたらね。ショーを終える時が来た。という感じでね。ギアを入れたんだ」。それまで一度もダウン経験のなかったロドリゲスを、2ラウンドわずか79秒で3度も倒した。