八村塁、覚醒の裏にあった英語力の向上 同僚の目「発言力の高いリーダーになった」
30日(日本時間31日)の米大学バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)4回戦でテキサス工科大と対戦するゴンザガ大。エースとして牽引しているのが、八村塁だ。今季は大学年間最優秀選手に贈られる「ネイスミス賞」最終候補に残るなど、最高のシーズンを過ごしているが、覚醒を引き出した理由はコミュニケーション能力の進化にあると同僚は語っている。
同僚が語った3年目の覚醒の要因「英語力が向上し、プレーの理解度が高まった」
30日(日本時間31日)の米大学バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)4回戦でテキサス工科大と対戦するゴンザガ大。エースとして牽引しているのが、八村塁だ。今季は大学年間最優秀選手に贈られる「ネイスミス賞」最終候補に残るなど、最高のシーズンを過ごしているが、覚醒を引き出した理由はコミュニケーション能力の進化にあると同僚は語っている。
ゴンザガの大黒柱として目覚ましい活躍を続ける八村。大学NO1プレーヤー最終候補4人に残るなど、一気に米国でその名を知らしめたが、躍進の理由は語学の上達にあったという。同僚のザック・ノーヴェルは29日(日本時間30日)、決戦の舞台となるアナハイムのホンダセンターで行われた前日会見に出席し、八村についてこう語った。
「今や、ただただ自信が凄いんだよ。僕はここに1年生として一緒にやっていたけど、彼の英語の理解力が向上し、そこからプレーの理解度やいろいろなことが高まっていたんだ」
富山出身の八村。明成高(宮城)を経て米国に挑戦したが、入学当初はまだ語学の壁が存在した。だが、英語の理解度の高まりが、プレーの進化を促した。かつて英語に苦しんだ日本人は今やゴンザガ大のエースであり、リーダーに成長したという。同じくチームメートのコーリー・キスパートは、八村の成長について認めている。