DeNA―中日戦

　プロ野球・DeNA25歳の一発に衝撃が広がっている。2日の中日戦で豪快な満塁アーチを放つと、続く3日の試合では崩されながら右翼スタンドへ弾丸ライナー。打ったのは1軍に昇格したばかりの井上絢登内野手。いきなりの躍動にネット上のファンも「思わず絶叫！」「変態HRすぎる」と驚きの声を上げている。

　ハマスタが一気に沸いた。

　2日の試合、「6番・左翼」で先発した井上。初回2死満塁の場面、中日エース・高橋が投じた変化球を捉えると、打球は高々と舞い上がり右中間席へ。侍ジャパン右腕から、いきなりプロ1号となる満塁アーチを叩き込んだ。

　翌日の試合は4回の第2打席だった。1死から中日マラーのスライダーに泳がされながらも芯で捉えた当たりは弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺さった。

　中継した「DAZN」の野球公式Xは本塁打の映像を公開。1軍昇格後、いきなり躍動した姿に、ネット上のファンも脱帽するばかり。Xには「昇格早々満塁弾とかヤバっ」「思わず絶叫！」といった反響が寄せられ、特に3日の一発には「マジでバグってるなぁ」「和田やカブレラくらい不思議」「さすがに変態HRすぎる」など驚嘆の声が溢れていた。

　井上は徳島インディゴソックスから2023年ドラフト6位で入団。ソフトバンク・柳田悠岐になぞらえて「久留米のギータ」と呼ばれた。プロ2年目の今季は2軍で58試合に出場し、61安打8本塁打と結果を残し、1軍昇格を掴んだ。

　DeNAは8-5で勝利し、中日との3連戦で3連勝を飾った。