本拠地ホワイトソックス戦

　米大リーグ・ドジャースは2日（日本時間3日）、本拠地でホワイトソックスと対戦し、5-4で逆転サヨナラ勝ちを収めた。クレイトン・カーショー投手が通算3000奪三振を達成したメモリアルゲーム。2-4劣勢の9回に大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手が躍動。左腕の偉業に華を添えたのは、ド軍が誇る「MVPトリオ」だった。

　6回に3000奪三振の偉業を達成したカーショーは、この回でマウンドを降りた。この時点で2-4。その後もドジャースは得点を挙げられず、2点ビハインドのまま9回の攻撃へ。大記録が誕生した試合で、左腕に負けはつけられない。ドジャースが誇る「MVPトリオ」が、最終回に燃えた。

　安打と四球で無死満塁のチャンスをつくると、大谷が登場。二ゴロだったが、三塁走者が生還し1打点で1点差に。続く1死一、三塁ではベッツがきっちりと左犠飛で同点に追いついた。

　2死一塁、スミスの打席で大谷が二盗に成功すると、続くフリーマンが右前に運ぶ。大谷が激走して生還し、逆転サヨナラ勝ち。ド派手な一発はなかったが、「MVPトリオ」がそれぞれ打点をマークし、カーショーとチームを救った。

　この3人の躍動に気づいた日本人からはX上に称賛が並んだ。「意地でも勝つというMVPトリオ素晴らしい」「MVPトリオさすがやで」「MVPトリオで仲良く打点取るの好き」「最後の最後にMVPトリオが3打点でサヨナラ逆転勝ちってどんなシナリオだよww」などの声が上がっていた。