プロ野球2軍・オイシックス―巨人

　21日に行われたプロ野球の2軍、イースタン・リーグのオイシックス―巨人戦（ハードオフ新潟）で、巨人のリチャード内野手が2軍で初アーチを叩き込んだ。ネット上では、逆方向への豪快弾が話題に。「エグすぎる」「化け物で笑う」と、ファンからは驚きの声が続出した。

　豪快な一振りだった。

「4番・一塁」で先発したリチャード。3-0の5回2死一、二塁の好機で、相手先発の左腕・高田の速球を捉えると、打球は右中間スタンドへ着弾。流し打ちながら、驚異的な飛距離だった。2軍での初アーチを見届けたリチャードは、悠々とダイヤモンドを一周。ベンチでチームメイトから祝福を受けた。

　スポーツチャンネル「DAZN」の野球専門Xが公開した実際の映像に、ファンの目は釘付けに。強力なパワーから放たれた一発に、「エグすぎる。パワーが凄まじい」「化け物で笑う」「それスタンドインは反則やろ」「逆方向でこんな伸びるのえぐすぎ」「なんで右打者が右中間にフライ上げてスタンドインするんだ…パワーすごい」と、仰天の言葉を並べた。

　リチャードは8年目の26歳。ソフトバンクでは2020年から昨季まで、5年連続でウエスタン・リーグの本塁打王に輝く一方、1軍では実績を残せず、5月12日にソフトバンクから巨人へトレードで加入。6月13日に2軍に降格していた。