明日、遂に復帰登板とドジャースが発表

　米大リーグ・ドジャースは15日（日本時間16日）、大谷翔平投手が16日（同17日）の本拠地パドレス戦で先発登板すると電撃発表した。オープナーとして1イニングの登板が見込まれる。エンゼルスに所属していた2023年8月23日のレッズ戦以来、実に663日ぶりのマウンド。吉報から2時間でチケット価格は約2.3倍に高騰し、米ファンからは「買っておくべきだった……」などと無念の声が漏れている。

　15日（同16日）のジャイアンツ戦後、突然ドジャースが大谷の投手復帰を発表した。日米ファンの興奮が高まる中、大谷登板日のチケット価格も一気に上昇。米大手チケットサイト「チケットマスター」では、最安75ドル（約1万1000円）だった16日（同17日）のチケット料金が、登板発表から2時間後には約2.3倍の最安170ドル（約2万5000円）にまで高騰していた。

　この事態に米ファンからは「何イニング投げさせるんだろう？」「観客の80％はショウヘイを見に来ている」「32ドルの時に買っておくべきだった……」「4枚くらい買っておきゃよかったよ」「6月の月曜日の試合だぞ（笑）」「たった1イニングのために……」などとコメントが集まっている。

　大谷は23年に右ひじを手術し、昨年はワールドシリーズで痛めた左肩も手術。先月25日（同26日）のメッツ戦前に、打者を相手にする投球練習「ライブBP」を実施した。実戦形式の投球は、実に641日ぶりだった。直近では今月10日（同11日）のパドレス戦前に、手術後では3度目のライブBPを行っていた。