本拠地マーリンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地マーリンズ戦に「1番・DH」で出場。第1打席では、真美子夫人の選んだ日本の大人気アニソンで打席入り。流れた直後に今季7号となる先頭打者弾を放った。

　馴染みあるメロディの中で捉えた。2022年にサイ・ヤング賞を獲得したアルカンタラの初球を右越えへ。打球速度114.1マイル（約183.6キロ）、飛距離394フィート（約120メートル）の弾丸ライナーはあっという間にスタンドに突き刺さった。

　この日は「ウィメンズ・ナイト」と銘打たれた試合で、打者が打席に入る際の曲や、投手がマウンドに上がる際の曲を妻やパートナーが選曲。大谷の打席入りでは真美子夫人のチョイスで、日本の人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主題歌「ムーンライト伝説」が流された。1992年に日本でテレビ放映された時のオープニングテーマ曲で、4人のアイドルグループDALIがオリジナルを歌唱。以後、その中の2人で結成されたMANISHが歌唱し、世界的にも有名なアニソンとして知られている。

「ムーンライト伝説」が流れた直後の一発にネット上では「まみこさんパワーすごい」「セーラームーンで登場してホームラン打つの可愛すぎる笑」「月に変わっておしおきしちゃった！」「真美子夫人ナイスチョイス」「オオタニサン『月に代わってお仕置きよ！』」と驚きが広がっていた。

　大谷は18日（同19日）に真美子夫人の出産に備えて父親リスト入りし、2試合を欠場。19日（同20日）に第一子の長女誕生をインスタグラムで報告していた。翌日のレンジャーズ戦から復帰し、報告10日目で“パパ1号”となった。