試合前に対面したのは

　米大リーグ・ドジャースは28日（日本時間29日）、本拠地マーリンズ戦で延長の末、7-6でサヨナラ勝ちした。サイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネル投手は、試合前に日本の著名アーティストと対面し歓喜。米ファンからは「レジェンドたちだ」「大ファンなんだ」などとコメントが寄せられている。

　両手を前にそろえて恐縮した様子のスネル。隣にはドジャースの桜のユニホームを身にまとい、カラフルな花の形をした帽子を被った現代美術家・村上隆氏が立っている。

　3月に日本で開催された東京シリーズでは限定コラボレーションした“和風ユニホーム”も話題となった。2人は体を寄せ合って笑顔。ほっこりする光景が生まれていた。

　村上氏はこの日、始球式を務めた。スネルは「伝説的なタカシ・ムラカミと素晴らしい対面ができた」と題してインスタグラムに写真を投稿した。

　米ファンからは「ブレイク!!!　俺は大ファンなんだ」「素晴らしい！」「本当にクールね」「スネル、君が恋しいよ」などとコメントが集まっている。

　スネルは今季2試合に登板し、1勝0敗、防御率2.00。6日（同7日）に左肩の違和感で15日間の負傷者リスト（IL）した。後日、デーブ・ロバーツ監督がMRI検査の結果について「新たな所見はなかった」と明かしたことを米メディアが伝えている。

　ドジャースはこの日、延長戦を制して3連勝。「1番・DH」で出場した大谷翔平は2打数1安打1盗塁。3つの四球を選んでいる。