中学卒業で引越しバイト→前澤杯V「色々あり…」 石川遼を追った同学年・小西たかのりの雑草魂
石川遼の最年少優勝に刺激「ゴルフで身を立てたい」
だが、石川が高1でツアー史上最年少優勝。その後も活躍する姿に刺激され、小西は18歳で「ゴルフで身を立てたい」と決意した。千葉・成田市内のゴルフ場で研修生になり、2012年に20歳でプロテスト合格。13年には「日本プロゴルフ新人選手権」を制した。だが、以降は苦戦が続いた。
「今から6年ぐらい前まではずっと苦しくて、『辞めてしまおうか』と思うこともありました」
20年から契約するコーチのチャーリー高沖氏の教えでショットが上達。22年に初シードを獲得し、賞金で生計も立てられるようになった。石川、松山と違う道を歩んできた苦労人。今年から登録名を「小西貴紀」から「小西たかのり」に変更した。
「お世話になっている人から『リーダーボードで目立つようにしてくれ』と言われたからです」
前澤氏も「今日まで小西プロのことはよく知りませんでした」と言ったが、注目大会での優勝はインパクト大。遅咲きの33歳は「これから2勝、3勝できるようにしたいです」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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