敵地ナショナルズ戦

　米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は23日（日本時間24日）、敵地ナショナルズ戦に先発登板。7回を投げて5安打3失点の好投も、勝ち負けはつかなかった。初回に3点を失うも立ち直った投球を指揮官も絶賛。「ファンタスティックだったよ」と称えた。

　菅野は初回、先頭のウッズに先頭打者弾を浴びると、2死一塁から5番・ベルに2ランを被弾。3失点スタートとなったが、そこからはゼロを積み重ねた。7回94球を投げ、5安打1奪三振3失点。無四球の安定した投球を見せた。降板後の8回にオリオールズは同点に追いつくも、その裏に勝ち越しを許し惜敗。菅野に勝ち負けはつかなかった。

　中継した米メリーランド州地元局「MASN」は試合後番組でオリオールズのブランドン・ハイド監督のインタビュー映像を公開。ハイド監督は「トモは序盤に3失点したが落ち着きを取り戻し、7回を投げてくれた。ファンタスティックだったよ。トモは2回、3回……とゼロを積み重ね、攻撃陣にチャンスを与えてくれた。その奮闘にとても満足している」と称賛した。