フィギュア国別対抗戦

　フィギュアスケートの国別対抗戦は19日、米国が連覇を達成した。お祭りムードもある今季最終戦。各国の応援ブースで選手たちの奇抜な仮装も話題となる中、フランス代表にはセーラー服を着用した男性が出現。カメラに向かってノリノリダンスを披露すると、「こんなにガッツリ髭面なのに可愛いのずるい」「どこの学校の留学生かな!?」と笑いを誘われた様子の声が日本のファンから上がった。

　髭面の男性が、へそ出しセーラー服で近づいてきた。首を左右に小刻みに振り、かつらを手でかきあげたのはフランスの主将を務めるケビン・エイモズだ。撮影者に「ハロー！　あなたのお名前は？」と聞かれると「サマンサ」と答え、両手の甲に顎を載せるポーズを見せた。

　ペアフリーのカミーユ・コバレフ、パヴェル・コバレフ組に“女子高生”姿で声援を送ったエイモズ。フランスの応援席には他にもミニオンやリトル・グリーン・メンの仮装をした選手もいた。国際スケート連盟（ISU）は「この献身。ケビンとチームフランスに100点だ！」と記して動画を公開した。

　全力の仮装に、日本のファンからは様々な声が寄せられた。

「しぬWWWWWWWWWWWW　かわいい！！WWWWWW」
「サマンサこんなにガッツリ髭面なのに可愛いのずるい　え、すごい可愛い」
「ケヴィンこういうスタイル気持ちよかっただろうなあ」
「サマンサはどこの学校の留学生かな!?」
「エイモズ選手　好きすぎる」
「ドGAL」
「世界一かわいいフランスの髭ギャルです」
「かわいいし似合ってる！！」

　国別対抗戦は2014年ソチ五輪からの団体戦正式種目採用に先駆ける形で、09年から始まった。2年に1度、ISU（国際スケート連盟）主催の国際大会最終戦として行われる。ISU主要大会で獲得した世界ポイントランキングを合計した上位6か国が出場。126ポイントの米国が連覇を達成し、110ポイントの日本が続いた。フランスは78ポイントで4位だった。