ストレート圧勝で今季2勝目あと2勝、海外メディア「絶対的で完璧」

　男子テニスのABN・AMROワールドは15日、シングルス準々決勝で第1シードの世界ランク7位・錦織圭（日清食品）が同38位マートン・フチョビッチ（ハンガリー）を6-3、6-2で下して4強進出。完璧な試合運びで今季2勝目にあと2勝に迫った29歳に対し、海外メディアも賛辞を贈り、大会公式ツイッターは日本語で「素晴らしいパフォーマンス！」と絶賛している。

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　第1シード、大会の主役として挑む錦織がオランダのハートをがっちりと掴んでいる。多彩な攻撃を繰り出し、フチョビッチを圧倒。勝利目前の第2セットでは代名詞の「エア・ケイ」を炸裂させたシーンが海外メディアに動画付きで紹介されるなど、躍動ぶりは際立ち、ストレートの圧勝で4強を決めると、地元ファンから喝采が降り注いだ。

　大会公式ツイッターは「素晴らしいパフォーマンス！錦織圭が初出場のロッテルダムで準決勝に進出」と日本語で第一報を速報。錦織がファンの声援に応える写真とともに勝利を伝え、日本のファンにも吉報を届けた。また、試合内容については英語で「なんて試合なんだ」「今夜のケイ・ニシコリの粋なパフォーマンス」と称賛した。

　また、ATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターも「ケイ・ニシコリの絶対的で完璧なパフォーマンス」と賛辞。準決勝ではスタン・ワウリンカ（スイス）と激突することが決まった。絶好調の勢いそのままに難敵も突破したい。