「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」

「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」は16日、プレシーズンゲームのドジャース―阪神戦が東京ドームで行われる。18日の開幕カブス戦に登板する山本由伸投手が会見し「1戦目から力を発揮できれば」と意気込んだ。

　昨年ナ・リーグMVPの大谷翔平のほか、山本、佐々木朗希の日本人3選手が所属するドジャース。前日の巨人戦は大谷の凱旋2ランに加え、コンフォート、T.ヘルナンデスにも一発が出るなど5-1で快勝。4万2064人の大観衆を熱狂に包み込んだ。

　今日の阪神戦を終え、18日からカブスとの開幕2連戦を戦う。第1戦で山本が開幕投手を務め、相手の今永昇太投手との日本人同士の投げ合いが予定されている。第2戦では今季加入した佐々木が先発でメジャーデビュー予定となっている。

　山本は16日の会見で、前夜の巨人戦について「朝起きた時から、大谷さんが当たり前のようにHR打つんだろうなとなんとなく想像していた。やはり。さすがだなという感じ」と語った。ドジャース選手たちの仕上がりについては「実力ある選手がたくさんいる。開幕に向けて調子を上げていく姿を見て、勉強になっている。これが一流の選手たちなんだと感じた」と語った。

　日本人3選手によるドジャースの決起集会が企画されていることを聞かれると「東京開催ということで、日本人3人、翔平さんがもちろんメインですけど、喜んでもらいたいと計画しました」とコメント。内容については「詳しくは秘密ですけど、お寿司と焼き鳥を準備しています」と笑顔で明かした。

　チームメートの雰囲気については「日本語をしゃべり出すことが増えている。東京に来て、いろんな日本語を教えてもらって『お寿司食べたよ』とか嬉しそうにしていたので、日本人の僕としては嬉しかった」と語った。