本拠地ジャズ戦

　米プロバスケットボール（NBA）のレイカーズに新たな歴史が生まれた。10日（日本時間11日）、本拠地でジャズに132-113で快勝。超特大トレードで新加入したルカ・ドンチッチがスタメンで初出場し、レブロン・ジェームズ、八村塁の3人が先発で揃い踏みした。八村とドンチッチの“ホットライン”も誕生。NBA公式が動画を公開すると、海外ファンから「なんてプレーだ」「熱に浮かされた夢に違いない」といった反響が寄せられている。

　クリプト・ドットコム・アリーナが揺れた。アンソニー・デイビスとのトレードでレイカーズ入りし、怪我の影響で出場を見合わせていたドンチッチ。第1クォーターで初得点をマークすると、第2Qにはペイントエリアへの侵入でして4人を引き付けた。絶妙なタイミングで、左に開いていたフリーの八村にパス。これを八村が落ち着いて3ポイントシュート（3P）を決め、アシストを記録した。

　NBA公式Xは「ルカがコーナーにいるルイを見つけ、3Pシュート」とつづって動画を公開。海外ファンからは「ルカとルイがコート内でガチっとはまっている」「いいね！　ルカのビジョンは素晴らしく、ルイがコーナーから3Pを決めるのはレイカーズにとって大きい」「ナイスプレーだ、ルカとルイ！」「なんてプレーだ！」「素晴らしい」「これは熱に浮かされた夢に違いない」など熱狂した様子のコメントが集まった。

　ドンチッチの第1Q残り8分6秒での初得点のシーンは、チェックに来た相手2人に阻まれそうになる中で八村が絶妙なスクリーン。相手の陣形が崩れたところで3Pを決めた。早くも八村との連係の良さを見せた試合だった。