八村がカレッジバスケ界のMVP候補入り

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）1部、ゴンザガ大の八村塁。14勝2敗と好調のチームを牽引するエースは、2019-20年のNBAドラフトでも上位指名が有力視されている。大学バスケ界のMVPに相当する「ジョン・ウッデン賞」の候補入りしたことが明らかになった。地元紙が報じている。

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　1試合平均で21.4得点。出場した16試合すべてで2桁得点を決め、押しも押されもせぬゴンザガ大のエースに君臨する八村。地元紙「スポークスマン・レビュー」は「ゴンザガ大のルイ・ハチムラがシーズン半ばにジョン・ウッデン賞とルート・オルソン賞の候補入り」と報じ、八村が新たな栄冠に輝く可能性を伝えている。

　記事では「ゴンザガ大のルイ・ハチムラが水曜日に2つのシーズン・オブ・ザ・イヤーの候補にノミネートされた」と伝え、八村がウッデン賞候補の25人に、ルート・オルソン賞の30人にそれぞれリストアップされていることを紹介している。

　ジョン・ウッデン賞は大学バスケ界で最も活躍した選手の中から選ばれる賞。いわゆるMVPに相当するもので、カレッジバスケットボールでは最も権威ある個人賞の一つだ。またルート・オルソン賞は2009-10年シーズンに新設された賞で、NCAAが選ぶ2年目以上の選手の中から最も活躍した選手に贈られる。

　脚光を浴び続ける八村。今後の活躍次第では、栄誉ある大学MVPの称号も見えてくる。