“410億円男”カネロ、圧巻3回TKOで3階級制覇を達成 次戦は再びミドル級転向か
ボクシングのWBAスーパーミドル級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、ミドル級2団体王者のサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)が3回2分38秒TKOで王者のロッキー・フィールディング(英国)に圧勝。3階級制覇を成し遂げた。
3回に2度ダウンを奪ったところでレフェリーストップ
ボクシングのWBAスーパーミドル級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、ミドル級2団体王者のサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)が3回2分38秒TKOで王者のロッキー・フィールディング(英国)に圧勝。3階級制覇を成し遂げた。
あのゴロフキンとの再戦から3か月。カネロが圧勝でスーパーウエルター級、ミドル級に続く3階級制覇を達成した。初体験のスーパーミドル級。身長、リーチともに10センチ以上相手の方が上回っていたが、内容では圧倒した。
初回にダウンを奪うと、2回にも2度目のダウン。3回には2度ダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止めた。191センチの長身フィールディングに何度も強烈なボディーを叩き込んだ。
この試合を前に、スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」と5年総額3億6500万ドル(約410億円)という前代未聞の独占放送権を結んだカネロ。前評判通りの圧勝劇でニューヨークのファンにもその強さを見せつけた格好だ。今後は再びミドル級に復帰することを示唆しており、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との第3戦にも注目が集まりそうだ。
(THE ANSWER編集部)