クレイトン大戦で演じたスーパープレーに実況興奮「力強いフィニッシュだ」

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）ゴンザガ大の八村塁は1日、クレイトン大戦で22得点、11リバウンドをマーク。開幕8連勝に大きく貢献した。なかでも、最も沸かせたのは敵を置き去りにした“超絶ダンク”の瞬間だ。米メディアが動画付きで公開して話題を呼んでいたが、現地実況席も「なんて動きなんだ、ルイ・ハチムラ！」と大興奮となっている。

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　もはや、NCAAの主役の一人となりつつある。八村がワンプレーで大興奮を呼んだ。52-55とリードを許した後半残り17分だ。中央の3ポイントライン外でパスを受けると、相手のマークの入れ替わりの隙を突き、一気に右側から切り込んだ。一瞬のスピードで置き去りにすると、ゴール下にフリーで侵入。そして、右手一本でボールを持ち、思い切って跳び上がった。

　滞空時間の長い跳躍からリングに叩き込み、ダンクを炸裂。会場に熱狂を沸き起こした。NBAドラフト1巡目候補に挙がる20歳が演じた壮観なシーンの一部始終を、米スポーツ専門局「FOX College Hoops」公式ツイッターは「用心しろ！ ルイ・ハチムラがやってくるぞ！」という絶賛コメントとともに動画付きで公開。実況席も大興奮で伝えている。

　実況アナは「なんて動きなんだ、ルイ・ハチムラ！」とダンクとともに絶叫。「クロスオーバーからのダンクだ！ 見事なスピード、そして力強いフィニッシュだ」と終始ハイテンションでまくし立て、インパクトの大きさを視聴者に伝えていた。22得点、11リバウンドをマークし、チームも逆転勝ち。開幕8連勝に導いた八村の存在感は確実に増している。