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日本人初の東京D世界戦は熱い再戦 王者・阿久井が連勝に強気「立場も実力差も何も変わらない」

ボクシングのWBA世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。5日は東京ドームホテルで前日計量が行われ、初防衛戦の王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と、世界初挑戦の同級3位・桑原拓(大橋)はともに50.7キロで一発パス。日本人史上初の東京D世界戦を務める2人が意気込みを語った。戦績は28歳の阿久井が19勝(11KO)2敗1分け、29歳の桑原が13勝(8KO)1敗。

計量を一発パスしたユーリ阿久井政悟(左)と桑原拓【写真:高橋学】
計量を一発パスしたユーリ阿久井政悟(左)と桑原拓【写真:高橋学】

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 ボクシングのWBA世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。5日は東京ドームホテルで前日計量が行われ、初防衛戦の王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と、世界初挑戦の同級3位・桑原拓(大橋)はともに50.7キロで一発パス。日本人史上初の東京D世界戦を務める2人が意気込みを語った。戦績は28歳の阿久井が19勝(11KO)2敗1分け、29歳の桑原が13勝(8KO)1敗。


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 2年10か月ぶりの再戦となる2人は、ともに一発で計量をパス。フェイスオフで火花を散らした。最後は両手でガッチリと握手。2021年7月、日本フライ級王者だった阿久井が桑原に10回TKO勝ち。初回と最終回にダウンを奪い、桑原は担架で運ばれた。「どちらが成長したか見せたい」と意気込む挑戦者に対し、王者は「立場も実力差も何も変わっていない」とリベンジを許す気はない。

 1990年のマイク・タイソン―ジェームス・ダグラス戦以来34年ぶりの東京Dボクシング興行。メインイベントは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)の歴史的一戦だ。メインイベントを日本人が務めるのは初めてだが、世界戦4つのうち阿久井―桑原がトップバッター。ともに東京Dで世界戦を行う最初の日本人になる。

 阿久井は「大きい会場ではあるが、場所は関係ない」と普段通り。今年1月に6度防衛中だった王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に3-0の判定勝ちを収め、岡山のジム初となる悲願の世界王座奪取を果たした。

 初の防衛戦となるが、プレッシャーは「特にない」と淡々。桑原との再戦も「何も考えていないと言ったらあれだが、無心でやってきたのでそれを出すだけ」とあくまで自分のボクシングに集中する。

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