村田諒太、まさかの敗戦から一夜明け、今何を思う「こういう試合を続けたら壊れる」
前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が21日(日本時間22日)、王座陥落から一夜明けて、試合会場だった米ラスベガスのパークシアターで報道陣に対応した。2度目の防衛戦では、同級3位ロブ・ブラント(米国)に0-3の判定負け。ジャッジ2人が10ポイント差をつける完敗だった。敗戦から一夜明けて、村田は今何を思うのか。一問一答は以下の通り。
王座陥落から一夜明け、村田が胸中を明かす
前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が21日(日本時間22日)、王座陥落から一夜明けて、試合会場だった米ラスベガスのパークシアターで報道陣に対応した。2度目の防衛戦では、同級3位ロブ・ブラント(米国)に0-3の判定負け。ジャッジ2人が10ポイント差をつける完敗だった。敗戦から一夜明けて、村田は今何を思うのか。一問一答は以下の通り。
――体の状態は?
「ダメージはあります。試合が終わったらしっかり休憩しなさいと言われる理由がわかる。今までここまでタフな試合はなかったなと」
――昨夜は?
「ほとんど寝てないですね」
――試合の映像は見た?
「まだです。さすがに見ないでしょ」
――反芻したことは。
「足を使って動かれることに非常に弱い。自分の未熟さだったり、やっぱり昨日は負けたなという気持ちが大きくなりました」
――ゴロフキン戦が遠のいたことについては。
「あれば良かったが、負ければなくなると思っていた。そういう運命になかった。実力が達していないんだなと」
――今回よりも次戦をにらんだ意見が多かった。
「僕はそうでもなくて、一歩一歩だと思っている。1つ1つクリアしていかないと次がないという気持ちでした」
――ボクシングに幅がないと話していた。これから自分のボクシングを見直す?
「それはまだ答えがでないですね。これだけのサポートいただいている人間なので、話してから決めないといけない」
――ラスベガスのリングはどうだったか。
「嬉しかった。多くの日本人の関係者の方に来ていただいて、ホームでやっているような気持ちでできた。楽しそうにあの場にいてくれた。ボクシングをしてきて良かったなと思う瞬間でした」