バンクーバーの総領事館に英文メールで予告

　大谷翔平投手が所属するドジャースとパドレスが20日に開幕戦を戦う韓国・ソウルの高尺スカイドームを爆破するという予告があり、現地警察が対応に乗り出している。「スポーツ東亜」など韓国の複数メディアが報じている。

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　報道によると、ソウル市のクロ警察署は20日未明に「高尺ドームで高性能爆弾を爆発させ、大谷翔平選手などを傷つける」という脅迫メールが送りつけられたという申告があった。カナダ・バンクーバーにある韓国総領事館の職員が英語のメールを受け、警察に申告したという。

　警察はメールを送った容疑者を追跡する一方で、機動隊120人などを現地に投入して爆発物の設置を確認する予定だという。まだ爆発物が検知されるなどの危険状況は発生しておらず、既存の警備人員のほかに追加で配置、パトロールの機会も増やして事態に備えるとしている。米紙「ロサンゼルスタイムズ」によると、MLBの広報担当者が試合は予定通り実施する方針を明かしたという。