井上尚弥が敢えて問題児ネリと対戦する理由 「受けて立つ」と陣営代弁、ファンに応える歴史的一戦
大橋会長が代弁「井上も『受けて立つ』という想いです」
ネリは海外メディアやSNSを通じ、再三にわたって井上を挑発してきた。大橋会長は「(井上のピリピリした空気を)感じますね。東京ドームということでモチベーションが全然違う」と驚き。愛弟子の胸の内を代弁した。
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「今回は指名試合でもありますが、井上も『受けて立つ』という想いです。自分がヒリヒリする相手じゃないと、見ている人もヒリヒリできない。自分がヒリヒリする試合を提供するつもりでしょう。(東京D興行の実現は)井上尚弥の存在、過去の試合内容に尽きる。今回は反響が全然違います。相手がネリというのが大きいです」
ネリはこの日、「申し訳なかった」と過去の騒動を繰り返し謝罪した。一方、井上はすでにメキシコ人パートナー2人とスパーリングを開始。今後もネリの母国から練習相手を招聘し、走り込み合宿も行う。「4団体の王者として相応しい試合をしたい。ネリに対して圧倒的な差で勝つことができれば、またステップアップできる。まずはこのネリに何もさせずに勝つ」と宣言した。
約5万人の観衆が想定される歴史的興行。日本の最強ボクサーが正義の鉄槌を下すことが期待される。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)