大谷翔平が柵越え連発

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が16日（日本時間17日）、米アリゾナ州グレンデールのスプリングトレーニングで打撃練習を行った。昨年の右肘手術から復活を目指す中、連日柵越えを連発。米メディアは「かなり進んでいる」と予想以上の回復ぶりを驚きをもって伝えている。

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　大谷の豪快なスイングに熱い視線が集まった。米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、「ショウヘイ・オオタニの回復はドジャースの予想よりも“かなり進んでいる”」との見出しで記事を掲載。大谷情報をこう伝えた。

「金曜の朝にドジャースのクラブハウスに掲示された練習のスケジュールには、ライブのバッティング練習でアレックス・ベシアもしくはナビル・クリスマットと対戦する予定の打者の一人としてオオタニがリストに記載されていた。肘の手術後では初めて投手と対戦するということは、回復への大きな前進となるだろう」

　実際にライブBPをしなかったが、来週にも行う様子とあって「先週にキャメルバックランチ（キャンプ施設）に到着し、ティーショットと軽いトスのみを打っていただけのオオタニにとって、これは早い進歩であるだろう」と驚きをもって伝えた。

　デーブ・ロバーツ監督も「彼は我々の誰よりもずっと先を進んでいる。ショウヘイ以外の人が予想していたよりね」と周囲の予想以上だと強調し、「一生懸命にトレーニングし、とても熱心に取り組んでいる。毎日良くなり続けていて、とても調子が良いみたいだね」と納得顔だったという。