井上尚弥がWBSS動かす 優勝ならSバンタム新設浮上「井上とともに転級可能性ある」
来年もWBSS出場は…「イノウエの希望次第で姿を見られるかも」
「もちろん、我々とイノウエサイドの来年の状況にもよりますが、スーパーバンタム級大会の開催は検討事項になります。我々はシーズン2を迎えますが、クルーザー級はファンの反応が凄まじかったので、シーズン1から継続しています。特にUKのボクシングファンはクルーザー級のファイトを愛しています。クレイジーなほどです。
クルーザー級準決勝の2試合は特に今年のボクシング界でこれまで最高の名勝負だったのではないでしょうか。我々を妨げるものは何もありません。イノウエの希望次第で、モンスターの姿を来年のWBSSでも見ることができるかもしれませんよ。それは間違いありません」
どの階級を対象にWBSSを開催するのは様々な要素を加味しながら検討されるという。オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が4団体統一王者となったクルーザー級がファンに好評だったために、第2回も継続開催となった。
「スーパーバンタム級やライトフライ級については、我々は検討しています。本当にタフな階級です。我々は8選手をピックアップすることになりますが、招待すべき選手が多い。12人から14人の実力者が容易に思いつきます。誰を呼ぶのかは悩みです。みんな参戦を求めるので私にとっては難しい仕事です。スーパーバンタムも猛者揃いなので、実現できれば本当に楽しみですよ」
早くも期待が膨らむWBSSスーパーバンタム級の開催。まずは井上が今日、横浜で幕を開けるバンタム級の戦いで、王座に君臨することが求められる。
(THE ANSWER編集部)