井上尚弥は自ら握手、タパレスは優等生発言 「上等だよ」と怒ったフルトン戦と一変の友好ムード
井上が敬意「タパレスは勇敢なファイター」
タパレスは2017年4月に大森将平とのWBO世界バンタム級(53.5キロ以下)王座初防衛戦の前日計量で0.9キロ体重超過し、王座を剥奪された過去がある。この日は「減量は順調だ。残り1キロもない。イノウエとほぼ同じだ」と強調。井上は「無事に試合が行われるということで楽しみでいっぱいです。(タパレスは)しっかりと仕上げてきたなという気持ちが強い」と受け止めた。
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20日の公開練習で「勝つ自信は2000%」と強気だったタパレスに対し、モンスターも歓迎する。
「そのくらいの自信がないと面白くない。自分としてはそのくらいの意気込みで来てもらった方が面白い。(10月の試合発表会見で)KO宣言したけど、その気持ちは変わらない。KOでも、判定でもという気持ちですが、どのみちタパレスは勇敢なファイターなので、面白い試合になると思う」
井上が勝てば世界2人目の2階級4団体統一の偉業。タパレスはフィリピン人初の4団体統一が懸かる。スーパーバンタム級の頂点を決めるにふさわしい両雄がリングに上がる。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)