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大学4年生・青木祐奈、日本勢で一番輝いた2日間 全日本30人中最下位の挫折で「怖いものがない」【フィギュアNHK杯】

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は25日、女子フリーが行われ、初出場でショートプログラム(SP)8位の21歳・青木祐奈(日大4年)がともに自己ベストの126.18点、合計184.46点をマークし、日本勢最上位の5位に入った。「6分間練習の前から(観客席の)一番上までお客さんがいらっしゃった。本当に嬉しい気持ちだった」と感謝を口にした。

NHK杯・女子フリーに出場し、日本勢最上位の5位に入った青木祐奈【写真:矢口亨】
NHK杯・女子フリーに出場し、日本勢最上位の5位に入った青木祐奈【写真:矢口亨】

GPシリーズ第6戦・NHK杯

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は25日、女子フリーが行われ、初出場でショートプログラム(SP)8位の21歳・青木祐奈(日大4年)がともに自己ベストの126.18点、合計184.46点をマークし、日本勢最上位の5位に入った。「6分間練習の前から(観客席の)一番上までお客さんがいらっしゃった。本当に嬉しい気持ちだった」と感謝を口にした。


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 初出場のGPシリーズ。前日のSPに続き、青木は落ち着いていた。淡いピンクの衣装でリンクイン。日の丸が揺れる客席から声援を浴びてフリー演目「She」がスタート。冒頭は3回転ルッツ―3回転ループの連続ジャンプを予定していたが、急遽単発に切り替えた。

「無理してつけようとすると転んでしまうと思った」と安全に行ったが、GOEは+1.01の高評価。その後のジャンプもすべて成功させ、ステップ、スピンもレベル4を獲得するなど、感情豊かに滑った。フィニッシュを決めると感極まった表情に。惜しみない拍手に丁寧に応えた。

「会場だけじゃなく、見ている方々にありがとうという気持ち。私がこれだけ気持ちよく滑れているのはファンの方々のおかげ」

 SP、フリーともに自己ベストを更新。ミックスゾーンでの声も弾んだ。「大きな会場で滑ることに幸せを感じていました。のびのびと私の表現したいことを目いっぱいできた」。演技前は緊張に襲われたが、中庭健介コーチらから励まされて自信を持てた。

 2021年の全日本選手権では、出場30人の最終滑走で登場しながら最下位。フリーに進めない屈辱も味わった。「本当に怖いものがないと言ったら変ですけど、(全日本で)ビリになったときは一番どん底。それ以上酷いことはないかなと思って、思い切ってできている部分はある」。挫折を乗り越えて昨年の全日本選手権は過去最高の7位。今年は東日本選手権では初優勝で今大会につなげた。

 振付師になることが一つの夢で、SPは自身が考案したプログラムで観客を沸かせた。12月20日からは、かつて苦汁を舐めた全日本選手権が始まる。「大舞台でショートとフリーを東日本よりまとめられたのは自信になった。(全日本など)緊張する舞台があるので生かしていきたい」。大学4年生シーズン。卒業を控えた21歳にとって、記憶に残る2日間になった。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)




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