阪神が優勝パレード

　18年ぶりにセ・リーグを制し、38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球・阪神の優勝パレードが23日、神戸と大阪で行われた。沿道には人の群れ。YouTubeで生配信されたほか、SNSで動画や画像が拡散されると、米ファンを「レンジャーズよりも多い」「ビールの缶を投げられない」「世界の野球を揺るがすぞ」と驚愕させた。

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　どこもかしこも人で埋め尽くされた。沿道に人、人、人。阪神ナインがバスの上から手を振る中、ファンが狂喜乱舞した。手を振り返し、スマホで選手たちを撮影する人も。街が大熱狂に包まれた。

　SNS上で画像や動画が拡散。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式X（旧ツイッター）も動画付きで、「今日、阪神タイガースの優勝パレードにはもの凄い人が集まった」と記して伝えた。

　米ファンは「（ワールドシリーズ制覇の）レンジャーズの時よりも多い、なんてこった」「どうゆうことだ」とワールドシリーズを超えると見たのか、“世界一”の熱さに衝撃を受けた様子。「ビールの缶が投げられることもない、これは完全に文明的すぎる」「地球上で最も平和な社会、幸運を」「日本の野球文化がとっても大好き」といった平和な様子への反応も見られた。

　中には「パレードに完全なユニホームはクレイジーだ」「フルユニホームで？　世界の野球界を揺るがすぞ」と米国ではユニホームの上だけ着るスタイルだけに、日米の意外な違いが注目された。