宇野昌磨が「試合を支配」 首位発進を伊メディア絶賛「恐ろしいほど凄まじいSP」
フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)が13日、開幕。男子ショートプログラム(SP)では平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.15点でトップ発進を決めた。新ルールの適用で今季開幕前に得点記録がリセット。それでも自己ベスト104.87点に迫る好発進だ。現地メディアも「恐ろしいほど凄まじいSP」と称賛している。
圧巻の首位発進、宇野の演技を現地イタリアメディアが絶賛
フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)が13日、開幕。男子ショートプログラム(SP)では平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.15点でトップ発進を決めた。新ルールの適用で今季開幕前に得点記録がリセット。それでも自己ベスト104.87点に迫る好発進だ。現地メディアも「恐ろしいほど凄まじいSP」と称賛している。
宇野は冒頭の4回転フリップを成功。続くコンビネーション、4回転―2回転トウループ、演技後半のトリプルアクセルはしっかりと決めた。2位のアンドレイ・ラズキン(ロシア)に15点以上の差をつけて貫録のトップ発進。イタリアのスポーツ専門メディア「OAスポルト」は「男子シングルのショウマ・ウノ、高得点演技で既に試合を支配」と3連覇へ好スタートを切った宇野の演技を高く評価している。
「男子シングルではショウマ・ウノが堅実にかつ絶対的な1位をもたらした。ロドリーゴ・イ・ガブリエーラの代表曲『天国への階段』の用いた恐ろしいほど凄まじいショートプログラムの後だった」
記事ではこう伝え、宇野の演技をレポート。「これら全てのエレメントに+3や+4という高得点のGOEが付けられた」として、今季からの新ルールで11段階(+5~-5)となった出来栄え点(GOE)で早速3点以上の加点を得たことを伝えている。
「スピンや高難度のコンポーネンツを重ねた素晴らしい演技によって、このニッポン人スケーターは100点以上の成績で頂点を掴んだ。具体的には104.15(57.65、46.50)点をいきなり達成したのだ」
過去2年連続で表彰台の頂点に立っている相性の良い大会。開幕前から現地の注目度も高いが、堂々の演技で銀メダリストらしさを存分に発揮している。
(THE ANSWER編集部)