CS出場の3球団、パ・リーグTVで話題を呼んだシーンを回顧

　プロ野球はレギュラーシーズンが終了し、14日からクライマックスシリーズ（CS）が開幕。シーズン中からパ・リーグの好プレー、珍場面などを動画で取り上げ、盛り上げて来た「パーソル パ・リーグTV」で特に反響の大きかった事象を回顧。CSに出場するパ・リーグ3球団について、それぞれ取り上げる。2位ロッテは、今季限りで引退する名物場内アナウンス担当の感動シーンや“強制連行”された熱狂的ファンの芸人などが注目を浴びた。

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　本拠地最終戦となった7日のオリックス戦。今季限りで引退を発表している場内アナウンス担当の谷保恵美さんに場内から割れんばかりの「谷保コール」が送られた。33年間、「声」でロッテを支え続けてきた功労者。レギュラーシーズン最後のアナウンスを終えて感極まる様子を公開した動画は156万回再生を超え、「とても良いシーンで感動します」「冒頭でもらい泣きした」「他球団ファンですが、この動画見ただけでも泣けます」と反響が集まった。

　134万回以上再生されたのは「【ファン歴30年】ぺこぱ・松陰寺さん『連行される』」と題した動画。4月8日の本拠地・楽天戦、人気お笑いコンビ「ぺこぱ」が始球式に登場したが、注目されたのはその直前だった。右翼席でファンを盛り上げていた松陰寺太勇さんだったが、始球式開始の時間が来たため、警備員に“強制連行”されてしまった。ファンからは「ロッテ愛全開で素晴らしい！」「この動画好きすぎて何度も見てる」「松陰寺のオチは最高」などと称賛の声が上がった。

　メジャーから帰ってきた澤村拓一投手も話題になった。4月14日の本拠地オリックス戦で3季ぶりのセーブを挙げ、仁王立ちの腕組みポーズを決めた場面の動画は102万回再生を超えた。交流戦で本拠地に古巣・巨人を迎えた5月30日は、かつての同僚・坂本勇人内野手と対戦。「胸熱すぎる」勝負の全球動画も102万回以上再生された。