エンゼルスタジアムで体験

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で躍動。9日（日本時間10日）の本拠地ジャイアンツ戦ではMLB史上初となる、投手として10勝、打者として40本塁打の大偉業を達成した。歴史を塗り替え続ける大谷は、ヤンキースファンの米名物司会者をも「オオタニを観戦するのは比類ないものだ」と虜にしている。

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　米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」公式YouTubeチャンネルは「ショウヘイ・オオタニは野球がとても上手であり続けている！」とのタイトルで動画を公開。ホストを務めるリッチ・エイゼン氏は「彼がDHで出場した月曜日の試合を見に行ったんだ」と7日（同8日）のジャイアンツ戦をエンゼルスタジアムで観戦したことを明かした。

　エイゼン氏は「スタジアムは背番号17のユニホームでいっぱい。背中の大谷の名前が日本語であろうが英語であろうがね。球場は彼のプレーに熱狂していた。とんでもなく才能豊かな選手だし、彼を生で観戦するのは比類のない経験だよ」と絶賛。「ジャッジを見るのは爽快だけど、アクーニャはまだ球場で見たことがない。でも、（大谷の）他に誰を見るためだけに球場に行くというんだ？」と語った。

　ヤンキースファンを公言しながら、これまでもたびたび大谷を称賛していたエイゼン氏。「オオタニは違いを作る男だよ」とし「彼が投手として出場しているとき、この男は本塁打王で三冠王争いもしていることを忘れてしまうんだ」と投打両面で優秀な二刀流に最敬礼していた。