大谷の35号を生観戦

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。4四球と勝負を避けられたが、2得点で7-3の3連勝に貢献した。ヤンキースとの3連戦初日には、大谷の35号が飛び出したが、観戦していた米大物女性シンガーの喜びようが話題に。敵地ニューヨーク地元紙も「飛び跳ねて声援送った」と脚光を浴びせていた。

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　17日（同18日）に試合観戦に訪れていたのは米国の大物歌手グウェン・ステファニーだった。グラミー賞を受賞しているロックバンド「ノー・ダウト」のボーカリストとして知られ、親日家としても有名だ。エンゼルスのユニホーム姿で席に座り、大谷の35号同点2ランが飛び出すと、周囲と大はしゃぎする様子が米カリフォルニア州放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の映像にも捉えられていた。

　動画はSNS上で拡散され話題となっていたが、敵地米ニューヨーク州の地元紙「ニューヨーク・ポスト」もステファニーに注目。「グウェン・ステファニー以上にショウヘイ・オオタニのバット投げを愛する者はいない」との見出しで記事を掲載した。記事では「グウェン・ステファニーは間違いなくショウヘイ・オオタニのファンだ」とし「オオタニがバットを放り投げた瞬間、ステファニーは飛び跳ねて声援送った」と伝えていた。

　ワイルドカードを争う相手に3連勝したエンゼルスは49勝48敗の貯金1とし、ワイルドカード圏内まで4.5ゲーム差とした。