大谷翔平が33号ソロ

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、本拠地アストロズ戦に「2番・DH」で先発し、9回に2試合ぶり後半戦1号となる今季33号ソロを放った。米メディアは動画を公開。土壇場で反撃の口火を切って追いつくと、延長10回に13-12でサヨナラ勝ちした。連敗は6でストップ。米ラジオ局のホストは「このチームが戦っているのはわかる」と諦めない姿勢を称えた。

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　エンゼルスは諦めていない。9-12の9回先頭。大谷が甘く入った球を中堅スタンドへ持って行った。打球速度は103.5マイル（約166.63キロ）、飛距離は404フィート（約123.14メートル）。本拠地を熱狂に包まれ、チームはその後に猛反撃で2点を追加。延長に持ち込むと、10回1死一、二塁から4-6-3の併殺を狙った相手遊撃手が一塁への悪送球。二塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。

　米メディアは続々と33号動画を公開。9回の土壇場で追いついたことで、米ロサンゼルスのラジオ局「KLAA」の番組「エンゼルス・リキャップ・ポッドキャスト」でホストを務めるトレント・ラッシュ氏はツイッターに「今日、明日、残りシーズンでこれから何が起こるかはわからない……しかし、このチームが戦っているのはわかる」と諦めない姿勢を称えた。

　6連敗中だったエンゼルスは、トラウトら離脱の選手が多い。プレーオフ進出も遠のいて停滞気味だったが、ムードを変える勝利となった。