ポッドキャスト番組でトーリ氏が絶賛

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は前半戦で両リーグ最多の32本塁打を放った。投手としても7勝をマークしており、今季も投打二刀流で活躍。ヤンキース、ドジャースなどで監督を務めた名将ジョー・トーリ氏は「100年に1度だよ」とその才能を絶賛。「今季が終わればフリーエージェント（FA）になるんだろ」と去就にも注目していた。

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　米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のボッドキャスト番組「ザ・ショー」に出演したトーリ氏。ヤンキース監督として4度のワールドシリーズ制覇を成し遂げた名将だ。ヤンキースでは松井秀喜、ドジャースでは黒田博樹など、日本人選手を率いた経験もある。

　今季は野手として打率.302、32本塁打、71打点、11盗塁でOPS1.050と活躍。投手としても17試合に登板して7勝4敗、防御率3.32と二刀流でチームを引っ張っている。番組ホストのジョン・ヘイマン氏から「オオタニ（のやっていること）が信じられますか？　私には信じられません」と話を振られたトーリ氏は、こう語った。

「100年に1度だよ。とてつもないね。投打両方とも素晴らしい。それを毎年やっているんだ。驚くべきことだ。しかも、とても簡単そうにね。彼は卓越したアスリート」

　信じられない様子で絶賛したトーリ氏は続けて「（大谷が）どこに行くかは分からない。今季が終わればFAになるんだろ」と、去就にも注目。もう一人の番組ホスト、ジョエル・シャーマン氏は「クイーンズ（メッツの本拠地）の方向ですかね？」と語り、収録現場には笑いが起こっていた。