ロバーツ監督「ベッツのやっていることは他と比較できない」

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は7日（日本時間8日）、敵地ドジャース戦で「1番・指名打者」で先発出場し、4試合ぶりの右前打。3年連続100安打を達成する3打数1安打1四球で打率.297としたが、チームは4-11で今季2度目の4連敗となった。一方、ドジャースはムーキー・ベッツ外野手が24、25号の2打席連発を放ち、大勝に貢献。二塁の守備でも好守を披露し、デーブ・ロバーツ監督は「唯一の比較対象はオオタニだ」と絶賛した。

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　エンゼルスに11-4と大勝したドジャース。米カリフォルニア州地元局「スポーツネットLA」の試合後の中継内で、ロバーツ監督はベッツについて「比類ない活躍だ。唯一の比較対象はオオタニだ」と称賛し始めた。

「彼（ベッツ）のやっていることは他と比較できない。ハイレベルで唯一無二なことをやっている選手はとても稀なんだ」と投打二刀流というマルチな才能を発揮する大谷の名前も挙げながら賛辞を送った。外野手としても一流ながらこの日はセカンドで好守も披露。指揮官は「だから、彼をショートやセカンド起用することもできるし、打撃ではスーパースター級の活躍だ。ムーキーの何でもやろうとする意欲はとても信じられないよ」とベッツの万能ぶりに最敬礼だった。

　2021年から12年総額3億6500万ドル（約518億円）の超大型契約を結んでいるベッツ。試合中には二塁走者となった大谷と仲良さそうに話す場面も見られたが、メジャーを代表する能力を遺憾なく発揮した。