19歳シャポバロフの試合中のボールボーイへの振る舞いが話題に

　テニスのW＆Sオープンは16日（日本時間17日）、男子シングルス3回戦が行われ、ある試合中のワンシーンが話題を呼んでいる。世界ランク32位のデニス・シャポバロフ（カナダ）が雨の中で、傘を差すボールボーイを隣に座らせ、談笑するシーンが話題に。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで紹介すると、「素晴らしい姿勢」「多くの人の心を奪った」などとファンの感動を呼んでいる。

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　ファンから称賛を浴びた粋なシーンは、シャポバロフとミロシュ・ラオニッチのカナダ勢対決の最中だった。椅子に腰掛けたシャポバロフを雨から守るため、背後に陣取ったボールボーイは直立不動の姿勢で傘を差している。テニスの試合中によく見る光景だが、ここからがまさに神対応だった。

　カナダの19歳は、自身の隣の椅子を近づけると、“ここに座りな”とばかりに少年を促したのだ。嬉しそうに腰掛けるボールボーイ。そこから雨中の談笑が始まった。何を話しているのかはわからないが、シャポバロフの顔にも笑みが。実に微笑ましい光景が繰り広げられた。