大谷はパドレス戦に「3番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地パドレス戦に「3番・DH」で先発出場する。相手のボブ・メルビン監督は試合前、大谷の存在感について言及。「ホットドッグとか買いに行って見逃さないようにしないと（笑）彼は今そんな選手だ」と笑いを交えながら答えていた。

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　6月は27試合で打率.394、15本塁打、29打点の好成績を収め、ア・リーグ月間MVPに選出された大谷。先発投手ながら本塁打数メジャートップを走るなどMLBファンに衝撃を与えている。4日（日本時間5日）には先発登板する予定だが、地元ラジオ局「97.3 The Fan」公式ツイッターがパドレスのメルビン監督のコメントを動画で伝えた。

　2021年まで、エンゼルスと同地区のアスレチックス監督を務めていたメルビン監督は「以前ほど対戦する機会がないのはいいことだよ。驚くばかりだよ。誰もやったことがない。どんなスポーツにおいても、これ以上ないぐらい唯一無二の存在だ」と大谷を絶賛した。

　投打の躍動ぶりについて「打撃の数字を見てみれば、右投手に対しても左投手に対してもOPS1.000以上だし、マウンドでやっていることは……見逃せないイベントだよ。ホットドッグとか買いに行って見逃さないようにしないと（笑）彼は今そんな選手だ」と笑いを交えながら報道陣に回答した。

「楽しくて、見ていて素晴らしい。楽しませてくれる。毎年どんどん良くなっているように思える。今はとてもいいスイングをしているようにも見えるね」と状態の良さについても言及していた。