試合前にテームズ打撃コーチと行った儀式が話題

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）の本拠地カブス戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席で中前打を放つなど、5打数1安打だった。チームは3-1と勝利し、4連勝となった。波に乗るチームだが、地元放送局は試合前に大谷がコーチから気合いを注入される儀式の映像を投稿。ネット上では日本人ファンが「足までステップ踏んでるの初めてちゃんと見えた」「大谷さんの足の動きが可愛い」など話題となっている。

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　軽快なダンスを披露して、コーチからバシッと背中を叩かれた。試合前のベンチでのワンシーン。試合に向けて準備を進める大谷が、目の前に立つマーカス・テームズ打撃コーチの前で右手を振り下ろすと、突如として2人のダンスがスタート。両手を握って顔の横で振るとともに、足もしっかりとステップを踏んでいる。そして大谷がクルッと回転して背を向けると、テームズ打撃コーチが気合を入れるためか右手でバシッと叩く。その際に大谷は、両拳を握りしめながら受け止めており、その後笑顔でバットとヘルメットを手に持つと何やら呟いていた。

　2人の“儀式”は以前も見られた光景だが、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」がツイッターに握手とダンスの絵文字とともに動画を投稿すると、ネット上では多くの日本人ファンが反応。「可愛い！」「今日も楽しそうだぁ」といったコメントのほか、ベンチの間近で後方から捉えた映像だっただけに、「足までステップ踏んでるの初めてちゃんと見えた」「足、カワイイね」「大谷さんの足の動きが可愛い」とステップを踏んでいる姿に注目している声も上がっていた。

　気合を注入された大谷は、2回の第2打席で中前打を放ち、5試合連続安打を記録。2試合ぶりの本塁打こそ出なかったものの、4連勝と波に乗るエンゼルスの雰囲気の良さが伝わるワンシーンとなっている。