NBAプレーオフ西地区決勝第2戦

　米プロバスケットボールは18日（日本時間19日）にプレーオフ（PO）西地区決勝（7回戦制）の第2戦が行われ、八村塁が所属する第7シードのレイカーズは敵地で第1シードのナゲッツに103-108で敗れ、第1戦に続く連敗となった。ベンチスタートとなった八村は途中出場ながらも躍動。第2クォーター（Q）には“キング”レブロン・ジェームズとの絶妙連係から3ポイントシュートを決め存在感を示した。レイカーズ公式が公開した動画には日米ファンから「常軌を逸している」「はんぱねぇ～」といった反響が寄せられている。

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　スーパープレーの連続にファンも熱狂した。レイカーズが29-27と2点リードで迎えた第2Q残り11分過ぎ、中央でボールを持ったレブロンはマークに付いた相手選手と対峙した。タイミングを見計らい、右に踏み込んでからスピンムーブでリング下に侵入。瞬時に3人に囲まれながら飛び込むと、シュートではなく、左後方の3ポイントラインの外にいた八村にノールックパスを出した。“阿吽の呼吸”のような連係から、八村はほぼフリーの状態で3ポイントシュート。鮮やかな弧を描いたボールはリングに吸い込まれた。

　レイカーズ公式ツイッターは「このパス」と題して動画を公開。米ファンからは「これでついにルイ・ハチムラが本物だって普遍的に受け入れられるのか？」「美しいパス」「常軌を逸している」「ルイ！」「オーマイガー」「なんてパスだ」「とんでもない」など2人の個人技の高さと連係に驚きの声が上がっている。

　また日本人ファンも反応。「八村さん凄すぎて涙出る、、、」「八村塁はんぱねぇ～」「マジかあーすげー！」「ほんとにすごい」「レブロンのパス意味不明だし、しっかり決めた八村も素晴らしい」「神業過ぎん？」といった反響が寄せられ、日本人選手初のPO地区決勝の舞台に立った八村を称賛している。

　敵地で2連敗となったレイカーズ。地元に戻る第3戦は20日（同21日）に行われる。