オリオールズ戦に「3番・投手」の二刀流で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で投打二刀流出場。投手としては3被弾するなど7回4安打5失点も、打っては二塁打が出ていればサイクル安打という大活躍。飛距離139メートルの衝撃的な3ランを放つなど5打数4安打3打点だった。5勝目をマークした大谷から2回に4号2ランを放ったオリオールズのアダム・フレイジャー内野手は「彼にとってはリトルリーグのようなものなのかもしれない」と独特の表現で称えた。

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　打者としては敵地ファンも騒然とする勝ち越し3ランを放つなど、二塁打が出ていればサイクル安打という躍動ぶりだった大谷。投手としては被安打4にもかかわらず、3本の本塁打を浴びて5失点という内容だったが、その内の1本を2回に放ったフレイジャーは打者・大谷について「5打数4安打でもう少しでサイクルだったんだ。彼にとっては素晴らしい夜だったね」と称賛した。

　その上で「彼にとってはリトルリーグみたいなものなのかもしれない。一生に一度の選手だよ。本当に特別な選手だよね。彼のような選手と対戦するのは本当に楽しいよ」とコメント。躍動した二刀流に対し、最大級の賛辞を送った。