レッドソックス戦、逆転劇に大きく貢献

　米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は12日（日本時間13日）、敵地レッドソックス戦に「8番・右翼」で先発出場。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表で同僚だった吉田正尚外野手との直接対決で、3打数2安打2打点1四球1盗塁と躍動。1点ビハインドの9回には値千金の同点タイムリーを放ち、8-6で勝利したチームに大きく貢献した。吉田とともに打率3割に乗せている。

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　ヌートバーは試合前、練習中に吉田と再会。グラウンドで握手、ハグを交わして喜び合った。試合では4-4の同点で迎えた6回の第3打席に、吉田が守る左翼線に勝ち越し適時二塁打。ペッパーミルパフォーマンスも披露した。

　その後5-6と逆転されて迎えた9回には、無死二塁のチャンスで相手の守護神ジャンセンのカットボールを中前へ。これが同点タイムリーとなった。その後に代打ゴーマンの逆転2ランが飛び出してチームは勝利。ヌートバーが大きな働きを果たした。

　吉田もこの日は3打数2安打1四球で、侍戦士がともにマルチ安打をマークした。ヌートバーは打率.302、吉田も打率.306と、この試合で2人とも打率3割に乗せている。