大谷翔平7号に取った敵地ファンの行動とは

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間5月1日）、敵地ブルワーズ戦に「3番・DH」で先発し、中越え7号ソロを含む3打数1安打1打点で3-0の勝利に貢献した。球団公式が一塁側グラウンドレベルから撮影した本塁打の動画を公開。大谷がベンチに戻る際、“お辞儀”で敬意を払う敵地ミルウォーキーの米ファンが映っていた。ツイッター上で「立って拍手してくれてる」と話題になっている。

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　大谷を称えたのは年配の男性ファンだった。1-0の3回2死走者なし。ダイヤモンドを一周した大谷は、ゆっくりとベンチへ。すると、三塁側ベンチ上の最前列にいた男性は拍手を送り、両手を上げた。そのままお辞儀をするように両腕で仰ぐ仕草を見せ、大谷に敬意を示しているようだった。紺系統の色をした帽子には「M」のマーク。大谷がベンチに消えると、拍手している。

　球団公式ツイッターが動画を公開。文面に「笑う」とつづると、日本人ファンからは「何回でも見てられる…」「惚れるわ！！！」「Brewersのファンも立って拍手してくれてる人いるー」と感激の声が上がり、発見した人もいたようだ。他にも「ショウヘイにお辞儀してるブルワーズのファンがいる」「価値ある一発！」とツイートされている。

　MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー氏のツイッターによると、高さ162フィート（約49.4メートル）の高弾道だった。エンゼルスはこの日で17連戦を終了。大谷はこの間全試合にフル出場した。2日（同3日）の敵地カージナルス戦から9連戦が始まる。