菊池雄星が3勝目、ジャッジ斬りの一球とは

　米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手が21日（日本時間22日）、敵地ヤンキース戦に先発し、6回4安打1失点で3勝目を挙げた。昨季ア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ外野手から空振り三振を奪って絶叫。MLB公式サイトの記者が動画付きで「今季、彼はマウンド上で別人のようだ」と絶賛した。

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　ひたむきな努力を続ける男が、一球に魂を込めた。4-1の6回先頭。菊池が対峙したのはスーパースターのジャッジだ。フルカウントからの6球目。高めの140キロスライダーで空を切らせた。昨季62本塁打の主砲を仕留めた瞬間、後ろを向いて絶叫。喜びを爆発させた。失点は2回に浴びたソロ本塁打のみ。6回90球を投げ、4安打3奪三振、2四球の好投だった。

　ジャッジには3打数2三振。空振り三振に仕留めた動画をツイッターに公開したのは、MLB公式サイトのブルージェイズ番キーガン・マセソン記者だった。「ユウセイ・キクチがアーロン・ジャッジから三振を奪い、大きなガッツポーズ。今季、彼はマウンド上で別人のようだ」と称賛。海外ファンからも興奮した様子のコメントが相次いだ。

「キクチは私のエースだ」
「このキクチが好きだ」
「これが10月まで続きますように」
「キクチは私たちの最高の先発だ」
「彼は自信に満ちているように見える」
「昨年と完全に180度違う」
「髭パワー」
「彼は二度と髭を剃ってはいけない」

　チームを6-1の勝利に導く菊池の快投。自身3勝目を挙げた。