休養日で今季初の出番なし

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は12日（日本時間13日）の本拠地ナショナルズ戦で休養日のため先発から外れ、代打での起用もなかったことで今季初の出番なしとなった。“代役”として今季初打席に立った28歳のブレッド・フィリップス外野手が攻守に活躍し、チームは3-2と競り勝って2連勝。本塁打を打った同僚の“兜係”の活躍に、日本人ファンからは「スター性ある」「爪痕の残し方さすが」といった声が上がっている。

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　フィールドでも存在感を見せつけた。前日に7回1安打無失点の快投で今季2勝目をマークした大谷が休養日となったことでトラウトがDH。代わって「9番・中堅」で今季初先発となったフィリップスは3回に二盗、三盗を決め、相手のエラーの際に先制のホームを踏んだ。4回に押し出し四球を選んで同点とすると、6回の守備では5番ルイーズのホームラン性の打球をキャッチ。直後の攻撃での勝ち越しにつなげた。

　オリオールズから今季加入したフィリップスといえば、同僚が本塁打を放った際、ベンチで新セレブレーション用の兜をかぶせる役を担っていることで知られ、大谷とはしゃぐ姿が日本人ファンに知られれている。それだけに、ツイッター上には歓喜のコメントが並んだ。

「スター性あるわね」
「今日はフィリップスデーといってもいいくらいフィリップスが素晴らしい仕事」
「汚れたユニがかっこいい」
「ホームランのボールをキャッチした時はめちゃくちゃかっこよかった」
「今日はフィリップスデー」
「マジで大好きだわ こんな魅力的な選手おらん」
「ベンチ以外での活躍嬉しいよね！」
「フィリップスさん爪痕の残し方、さすがです」
「めちゃイケメン　ブラッドピットみたい」

　この日のフィリップスはヒットこそなかったが、快足と好守で3-2の勝利に貢献。チームも2連勝となった。