ダルビッシュらとともにWBCのメンバー入り

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が3月に開幕する。6日、日本代表の栗山英樹監督が侍ジャパンのメンバー12名を先行発表。エンゼルスの大谷翔平投手らが選ばれた。1次ラウンド初戦で激突する中国からも豪華メンバーに熱視線が送られ、SNS上では「この陣容。すごすぎる」「ついに現場で大谷が見られる」などと反響が集まっていた。

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　会見に臨んだ栗山監督は、大谷、ダルビッシュ有、村上宗隆、佐々木朗希ら錚々たるメンバー12人を先行発表した。その後、侍ジャパンのユニホームをまとった大谷がサプライズで登場。「戦力として、必要だと言ってもらったことに嬉しさを感じていますし、日本でプレーするのは久々。そこは楽しみ」などと語った。

　大谷は昨年11月、自身のインスタグラムで大会出場の意思を明らかにしていたが、当時から中国メディアは反応していた。中国英字紙「中国日報」は、「大谷翔平選手がWBC参戦を正式発表。中国チームと対戦の可能性も」との見出しで大谷の参戦表明後に記事を掲載。「中国のナショナルチームが大谷翔平と対戦する可能性があるということで、野球ファンとしてはわくわくするし、待ち遠しい」などと記していた。

　記事では大谷のキャリアを「伝説の『二刀流』の天才の道」と表現して伝え、「2021年末には中国で『アジアトップの男子スポーツ選手は誰か』をめぐる議論で、大谷翔平に関するトピックが1億2000万回も読まれ、大きな話題となった」とも紹介していた。

　この度、大谷ら豪華な12人が正式にメンバーに選ばれたことについては、中国版ツイッター「微博（ウェイボー）」でも「ついに現場で大谷が見られる」「大谷翔平は16、ダルビッシュは11。栗山監督が出陣」「超豪華。栗山監督もこんなにぜいたくな戦いはしたことがないだろう」「大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希などの有名選手も含まれていて、とても屈強な陣容だ」「この陣容。すごすぎる」などと反響が集まっていた。

　第1回、第2回大会を連覇している日本。1次ラウンドは東京ドームで行われるプールBに入り、中国とは3月9日の初戦で対戦する。