GPファイナルで快挙達成

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナル（イタリア・トリノ）のペアで、“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）が日本勢初優勝を果たした。息の合ったショートプログラム（SP）での演技に海外メディアが注目。「完璧なユニゾンだ」と証拠画像を公開した。

　りくりゅうペアはSPで「You’ll Never Walk Alone」の調べに乗った。スピンを捉えた1枚では、同じ方向に足を伸ばした両者の姿勢もタイミングもバッチリ。息がピッタリ合っていることを証明していた。

　ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式インスタグラムは、実際の画像を公開。このように2人を称賛した。

「完璧なユニゾンだ。この2人はスペシャル。彼らは風のよう、いや、彼ら自身が風なのだ。私たちは彼らのスケーティングにとても感銘を受けた」

　りくりゅうペアはノーミス演技でSP首位に立つと、フリーでもリードを守って初優勝。次戦は21日に大阪で開幕する全日本選手権に出場する。