渋野日向子「スカートは引退しました(笑)」 上下黒ウェアで「69」、71位→48位浮上
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第2日(6616ヤード、パー72)が4日、滋賀・瀬田GC北Cで行われた。71位から出た渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回って通算イーブンパーとし、48位に浮上した。初日に続いてバーディーチャンスを外す場面もあったが、幸運なパットもあり、チップインでもギャラリーを沸かせた。首位は通算10アンダーの上田桃子(ZOZO)。10打差の渋野は残り2日で巻き返しを狙う。
TOTOジャパンクラシック第2日
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第2日(6616ヤード、パー72)が4日、滋賀・瀬田GC北Cで行われた。71位から出た渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回って通算イーブンパーとし、48位に浮上した。初日に続いてバーディーチャンスを外す場面もあったが、幸運なパットもあり、チップインでもギャラリーを沸かせた。首位は通算10アンダーの上田桃子(ZOZO)。10打差の渋野は残り2日で巻き返しを狙う。
この日は上下黒のウェアで臨んだ渋野。18ホールをプレーし、アテストを終えて囲み取材に入ると「はい。真っ黒。もう、スカートは引退しました(笑)」と語った。初日、渋野にしては珍しい白のスカート姿。その評判については言及しなかったが、唐突な「スカート引退宣言」で取材陣を笑わせた。
ドライバーショットは安定。アイアンショットも切れ、スタートの10番パー4からピン下2.5メートルにつけた。だが、このチャンスを右に外してバーディーを逃した。13番パー5では、3メートルの下りパットを入れてスコアを伸ばしたが、17番パー4では2メートルのパーパットを外した。
直前、渋野も驚くアクシデントがあった。大ギャラリーの中で男性が転倒。すぐには起き上がれず、渋野はその様子を心配そうに見つめた。
「途中でこけているおじちゃんがいたので、気になりました」
その状況下、後半にスコアを伸ばした。6番パー4。ピンまで10ヤードのアプローチをチップイン。強めにヒットして、ギャラリーをドキッとさせたが、ピンに当たってカップイン。渋野は苦笑いで「あれ、入ってなかったらサヨナラでした」と振り返った。
8番パー3では、バーディーパットを打った直後に歩き始めたが、ボールは予想外にカップインした。
「自分のイメージより、『右に打ち出した』と思ったら、ギリギリ入ってくれました(笑)」
首位とは10打差がついたが、渋野は笑顔を絶やさない。第3日も多くのギャラリーが付くとみられるが、上だけを見て“攻めのゴルフ”に徹する。
(THE ANSWER編集部)