ボクシング京口紘人、VS拳四朗にどう出るのか 陣営が「キーになる」と明かした能力
小林トレーナー「京口は試合を俯瞰して見られる」
小林トレーナーも「技術的にもスケールアップした。冷静ですし、試合を俯瞰して見られる」とクレバーな頭脳を持っていることを強調。直近2試合を米国、メキシコのアウェーで防衛し、経験を積んだことで「全てにおいてレベルアップした。精神的な部分も。海外でやってきたことで、目に見えない部分が上がっている」と期待した。京口も経験に胸を張る。
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「日本は何でも対応できる環境だけど、海外はアクシデントがあったり、何でも都合よくいかない。それを乗り越えた自信がある」
日本人同士の王座統一戦は、2012年6月にWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔がWBA王者・八重樫東に判定勝ちして以来、10年ぶり2度目。今回の興行では、WBO同級2位・岩田翔吉(帝拳)がWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に世界初挑戦。同級の王者3人が集まる異例のライトフライ級ダブル世界戦だ。
「ここがゴールではない。ただ、キャリアで一番大きな試合なのでしっかりクリアしたい」
京口は静かに闘志を燃やした。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)